モデルルームは広く見える
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モデルルームは広く見えるのです。
中においてある家具がだいたいは小さめのモノが置かれているという理由によります。洋室の書斎、あるいは子供部屋という設定ではビジネスホテルのシングルルームにおいてあるような奥行きのないデスクが置いてあったりするものです。
また婚礼家具などの大きなタンスなどは置かれていませんし、大きな本棚、ピアノなども置かれていないのが普通です。
部屋自体を見せなければならないということもあると思いますが、だいたい広く好印象に見せたいという理由によると思われます。
リビングではテレビを置いていない場合が多かったものです。薄型テレビが主流になってからモデルルームでもテレビを見かけることが珍しくなくなりましたが、以前のブラウン管時代はどのモデルルームにもテレビは見当たりませんでした。
テレビを置いてしまうと、インテリアのバランスが壊れ、美しくなく且つ狭く見えてしまうのです。
但し、ほとんどの人がリビングに大きめのテレビを置くことになるでしょうし、テレビの位置が決まれば、ソファ、ダイニングテーブルの位置も決まってきます。
中にはどう考えてもテレビとソファの位置が整合しない、という間取りというものがあったものです。テレビ嫌いの人のための間取りだといわれればそれまでですが。
また、モデルルームに設置された庭やバルコニーも広めに感じることを注意して下さい。
これはモデルルームが屋内に設置され、壁に囲まれることで、却って庭やバルコニーを広く感じてしまうという錯覚によるものだと思います。実際の庭は壁に囲まれないので狭く感じることがあるのです。(自分の部屋と同じサイズの四角をグランドなど壁の無いところに描くと、こんなに狭いのかと驚く感覚)
現在私が住んでいるマンションは1階の庭が広いことが一つの売りでした。確かにモデルルームで見たときはこれだけ広ければ、テーブルを置いて優雅に食事ができるなあ、という印象を持ったものです。
ところが実際建って見ると、図面どおりのサイズなのですが、これが小さく見えるのです。テーブルなど持ち出そうものなら、何を好き好んでこんな狭いところに…とでも言われそうな。
私は庭のない2階に住んでいるのですが、この庭付き住戸を購入した人たちは随分もめたと聞きました。「こんなはずはない」と思ったことでしょう。しかし図面どおりなのですから、どうしようもなかったようです。
いずれにしても、生活臭のないモデルルームは広めに見えることを頭においておきましょう。